※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。
α7 IVを買ったあと、多くの人がぶつかるのが「で、レンズは何を買えばいいのか」という問題です。ネットには「おすすめ20選」の記事が溢れていますが、20本も買う人はいません。知りたいのは「実際に何本を、どう使い分けているのか」のはずです。
このブログの1本目の記事として、まずは私自身が α7 IV で常用している3本のレンズ構成をすべて公開します。結論から書くと、次の3本です。
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art(標準ズーム/迷ったらこれ1本)
SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)(望遠ズーム/ここぞの決め手)
SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)(単焦点/軽さと画質の逃げ道)
この記事では、3本のスペック比較、なぜこの組み合わせに落ち着いたのか、シーン別の使い分け、そしてあえて書く「この構成の弱点」まで正直にまとめます。これからレンズを揃える方の、遠回りを減らす材料になれば幸いです。
この記事を書いている人
カメラ歴5年/主に撮るのは風景・スナップ・家族写真/α7 IIIから乗り換えてα7 IVを3年使用/これまで5本のレンズを購入・売却
プロのカメラマンではありません。だからこそ、「メーカーから貸し出された機材」ではなく「自腹で買って、使い続けているレンズ」の話だけを書きます。良かった点も、買ってから気づいた不満も、そのまま書くつもりです。
α7 IVで使っている3本のレンズ|スペック比較表
まずは数字で全体像を掴んでください。3本とも用途がはっきり分かれているのが分かると思います。
項目 SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art FE 70-200mm F2.8 GM OSS II Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
種類 標準ズーム 望遠ズーム 標準単焦点
焦点距離 24-70mm 70-200mm 55mm
開放F値 F2.8通し F2.8通し F1.8
質量 約830g 約1,045g(三脚座別) 約281g
最短撮影距離 0.18-0.38m 0.4-0.82m 0.5m
フィルター径 φ82mm φ77mm φ49mm
手ブレ補正 なし(ボディ側で対応) あり(OSS) なし(ボディ側で対応)
発売時期 2019年12月 2021年11月 2013年12月
数値は各メーカー公表値(ソニーEマウント)。SIGMA 24-70mmはII型の場合、質量約735g・最短0.17-0.34mとなります。
3本合計で約2,156g。ここにα7 IV本体(約658g/バッテリー・カード込み)が加わるので、フル装備は約2.8kgです。この「重さ」が後述する弱点にも直結します。
なぜこの3本に落ち着いたのか
標準ズームで純正(SEL2470GM2)ではなくシグマを選んだ理由
最も悩んだのがここです。純正のFE 24-70mm F2.8 GM IIは約695gと軽く、AFも速い。それでもシグマを選んだ決め手は価格差でした。実売でおよそ半額に近い差があり、浮いた予算を望遠側に回せます。
もう一つ効いているのが最短撮影距離0.18mという寄れる性能です。テーブルフォトや小物撮りで、レンズ交換せずにそのまま近づけるのは実用上かなり大きいメリットでした。
逆に妥協した点は重さ(純正より約135g重い)とフィルター径82mm。PLフィルターやNDを揃えるとコストがかさみます。
望遠だけは妥協せずGマスターII型にした理由
望遠は「サードパーティで十分」と言われがちですが、ここだけは純正のII型にしました。理由は初代から約29%(435g)軽量化されている点に尽きます。1,480gと1,045gでは、手持ちで振り回せる時間がまったく違います。
また、ワイド端で0.4mまで寄れるため、望遠マクロ的な使い方もできます。運動会や発表会、ポートレートの背景整理まで、このレンズが1本あると「撮れる写真の種類」が一段増えました。
2013年発売の55mm F1.8を、いまだに手放さない理由
SEL55F18Zは発売から10年以上が経過した古いレンズです。それでも残している理由は、281gという軽さと、開放から破綻しない描写の両立にあります。
ズーム2本は「撮りに行く日」のレンズですが、55mmは「なんとなく持ち出す日」のレンズです。α7 IVに付けても1kgを切るので、散歩や旅行のサブとして機材バッグに放り込んでおけます。撮影本数で言えば、実は一番シャッターを切っているのがこのレンズかもしれません。【ここにスナップ作例を挿入】
シーン別・3本の使い分け
撮影シーン 選ぶレンズ 理由
旅行(1日歩き回る) 55mm+必要なら24-70mm 荷物を減らすことが最優先
日常スナップ・散歩 55mm 1kg以下で構えられる
ポートレート 70-200mm(135〜200mm域) 圧縮効果と背景の整理
運動会・発表会 70-200mm 距離が読めない場面でズームが効く
物撮り・テーブルフォト 24-70mm 寄れる/画角の微調整が速い
結婚式・記録撮影 24-70mm+70-200mm レンズ交換の余裕がないので2台体制が理想
風景・広い室内 24-70mm(ただし力不足あり) 後述
正直に書きます。この構成の弱点
おすすめ記事では触れられにくい部分ですが、実際に使うと以下の不満が出ます。
広角が24mmで止まる:星景、狭い室内、建築では明らかに足りません。16mmや20mmが欲しくなる場面が確実にあります。
本格的なマクロ域がない:24-70mmで寄れるとはいえ最大撮影倍率は約0.35倍。等倍撮影はできません。
全部持つと2.8kg超:結果として「今日はどれか1本」と決めて出ることが多く、3本フル稼働の日はほとんどありません。
55mmは設計が古い:AF動作音やフォーカスブリージングは最新の単焦点と比べると見劣りします。動画メインの方には勧めません。
フィルター径がバラバラ:82mm/77mm/49mmと統一されておらず、フィルターの使い回しができません。
次に買い足すなら、どの1本か
上の弱点を踏まえると、候補は「広角ズーム」か「マクロ」に絞られます。現時点で最有力なのは【ここに候補レンズを記入】です。この検討過程は、次回の記事で詳しく書きます。
よくある質問
α7 IVで最初の1本を選ぶなら、どれがおすすめですか?
何を撮るか決まっていない段階なら、24-70mmクラスの標準ズームが無難です。予算を抑えたい場合は、まず3万円台の50mm単焦点で「単焦点の画質」を体験してから、足りない画角を買い足す順序もおすすめです。
シグマなどのサードパーティ製レンズでも問題ありませんか?
現行のシグマ・タムロン製Eマウントレンズであれば、瞳AFやボディ内手ブレ補正、レンズ補正データはおおむね問題なく動作します。ただしファームウェアの更新にはメーカー専用の機材(シグマの場合はUSB DOCK等)が必要になるケースがある点は把握しておきましょう。
レンズは中古で買っても大丈夫ですか?
保証が付く大手中古店であれば選択肢として十分に有効です。特にSEL55F18Zのような発売から年数が経ったレンズは、中古の値下がり幅が大きく狙い目です。カビ・クモリ・AF動作の3点を確認できる店舗を選んでください。
まとめ
α7 IVの常用は24-70mm F2.8/70-200mm F2.8/55mm F1.8の3本
標準ズームは価格と寄れる性能を取ってシグマを選択
望遠は軽量化されたGM II型に投資する価値あり
軽さで撮影機会そのものを増やしてくれるのが55mm単焦点
弱点は広角とマクロの不在、そして総重量
このブログでは今後、実際に使った上でのレンズ比較を1本ずつ掘り下げていきます。「スペック表を並べただけの比較」ではなく、買う前に知りたかったことを書いていくつもりです。